代表挨拶
はじめまして。
イアンの安河内(やすこうち)です。
当社では「年齢や役職に関係なく、皆に敬意を払う」という考えから、「〇〇さん」と呼び合うようにしています。
私とお会いする機会がありましたら、「安河内さん」と呼んでもらえると嬉しいです。
私はサラリーマン時代、睡眠時間2時間、毎日満員電車に揺られ、365日休みなく働き続けたことで、身も心もボロボロになった経験がありました。
「自分は何のために働いているのか?」
「1回しかない人生、自分が本当に良いと思うサービスを提供し、お客様に喜んでもらいたい」
そう思いながら働いていた中で、理想とする会社を作るため起業について考えるようになりました。
ビジネス書を読み漁り、ビジネスセミナーに通い続けていた頃、ある経営大学院のご縁からベビーシッターとして働かせてもらう機会がありました。
そこで感じたのは、周りに頼れる人がいないご依頼主が多いこと。
私の幼少期はご近所同士の付き合いが多く、何かあった時には、近所のおじさんやおばさん、お姉ちゃんやお兄さんを頼っていました。
私は幼少期の近所のおじさんのような、ご依頼主や子供たちにとって頼れる存在になりたいと思い、ベビーシッターの会社を作ることにしました。
おかげさまで当社は7年目を迎えますが、私たちが大事にしてきたことは、「手間を惜しまない」ことです。
ITやAI化が進む昨今、色々なことが便利になってきています。
私自身、もともとは保育業界出身ではなく、ご縁をいただいたベビーシッター以外の事業に関しては、IT・AIを駆使していますが、ベビーシッターというお仕事に関して言えば、あまり便利になりすぎない方が良いのでは?と思っています。
子どもの命をお預かりするお仕事だからこそ、手間を惜しまないアナログ的な部分があった方がいいと思っています。
ベビーシッターは、お子様の命を預かるとても責任感のあるお仕事です。
シッターに不安が残ったまま、私たちもシッターに不安が残ったまま、大切なお子様をお預かりするわけにはいきません。
そのため当社では、対面での面接・座学研修・同行の実地研修が終わった後も、本部とシッターの間で「報告・連絡・相談」を繰り返しています。
あえてアナログな部分を残し、日々直接シッターやご依頼主とやり取りすることで、シッターの人間性・責任感・スキルなどを把握することに努め、シッターやご依頼主が困っていること、不安に思っていることなどを聞くようにしています。
また、当社ではシッターとご依頼主の連絡は、基本的に本部を介して行っています。
とても大変なことですが、ひとつひとつ仲介するということは、お預かりの内容、ご依頼主のご要望、シッターの対応についてなど、全てのご依頼を本部が細部まで把握しているということが、安全に繋がると思っています。
また、シッターだけの判断にならないよう、私たちが介入することで、偏った考えや判断にならないようにしています。
これからも私たちは手間を惜しまず、丁寧にお仕事をしていきたいと思っています。
いつか皆様にお会いできることを心より望んでいます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
代表取締役社長兼CEO
NPO法人 スマイルナプキンプロジェクト 理事
やすこうち かつま