COORDINATOR PROFILE
コーディネーター紹介
いとう ひろこ
伊藤 弘子

幼い頃、通っていた幼稚園での毎日が楽しすぎて、その頃の様子は今でもはっきりと覚えています。
「レストランや銀行などのごっこあそびができる部屋」「色々な材料がおいてある工作の部屋」「ビーズや簡単な縫物などができる部屋」「体を動かす跳び箱などがおいてある部屋」「絵本の部屋」…今日はどの部屋で遊ぼうかな?と毎日楽しみに幼稚園に向かっていました。
おしゃべりをしたり、人と関わったりする事が小さい頃から好きだったようで、よく過ごしていた部屋は、「レストランや銀行などのごっこあそびができる部屋」でした。
物のやりとりを通じて、会話をすることがとても楽しかったのです。
「色々な選択肢があって自分で選ぶ」「決められたことをする」…という毎日ではなく、「選んで自分で決めていく」…という環境は、今考えると楽しかっただけでなく、私のその後、今でも何かを考えるうえで、大きな影響を与えてくれています。
両親も自由に育ててくれて、興味があることに対しても「まずはやってみたら?」と色々な経験をさせてくれたので、楽しい毎日を過ごすことができ、小さい私を取り巻く色々な環境に今でも感謝しています。
幼稚園に通っていた頃から「幼稚園の先生になりたい!」と強く思い、その後、気持ちが変わることなく「幼稚園の先生になるんだ」という気持ちで進路を決め、夢を叶えることができました。
夢だった幼稚園の先生になって、幼稚園という集団での子どもたちや保護者のみなさまと、約20年関わらせていただいて、楽しい日々でしたが、少しずつ自分の気持ちが変化し、私が小さい頃、周りにあった環境をつくれないかな?1人1人の子ども、保護者とゆっくり関わり、サポートできることがないかな?と考えるようになりました。
私が長年働いていた環境とは全く違う環境で仕事をしてきた代表の安河内と出会い、色々と話をしていく中で、自分では気づいていなかった自分のことなど、たくさんのことを気づかせてもらい、私の視野が外の社会に向けてどんどん広がるのを感じ、一緒にお仕事をしていくことになりました。
やりたい事だったのでコツコツとやってきた気持ちは全くなかったのですが、気づけば最初に子どもたちとの世界に飛び込んで30年…その中で出会った子どもたちや保護者のみなさまとの縁も続いていて、今、一緒に働いてくださっている方もいます。
思い描いている子どもたちとのかかわり、環境作り、まだまだですが、少しずつ理想に近づいている感じがしています。
今後も、お預かりする子どもたちのありのままの姿を保護者のみなさまに伝え、できるようになった事・成長を一緒に喜び、どうしたらいいのかな?と迷う時は一緒に考え、提案をさせてもらいながら、子どもたちの成長をサポートしていければと思っています。